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気軽に書くためのコツ

 あらかじめ書く内容を決めておくと、思い立ったときにすぐに書いて送れます。たとえば、「先日はありがとうございました」という一文を決めておき、次にその人と会ったときの会話のうち特に印象に残っていることを添えるとか。「その後、お元気ですか。またお会いしましょう」という定番フレーズに加えて、体調を気づかうひと言を添えるとか。

 

 すると、そのつど何を書こうか頭を悩ませることがなくなり、タイミングを逸してしまうストレスから解放されるのです。

 

 携帯メールやSNSがコミュニケーション中心の今、手書きの手紙は受け取ること自体がサプライズ。手書き文字ならではの「温かみ」や「伝える力」も手伝い、ひと言だけでも十分、相手に喜んでもらえます。

 

 特に、ハガキの場合、配達の過程で第三者に見られるリスクを考えれば、あまりプライベートなことを書くほか、具体的な仕事の話を持ち出すのはおすすめできません。手書きの手紙は気持ちを伝えるために送るのですから、感謝や気づかいの言葉、ご挨拶文だけにとどめるのがマナーです。

 

 気軽に書けるよう、わたしはいつも机の引き出しの目のつくところに数種類のポストカードをしまっています。毎日1枚ハガキを書くことを習慣にしている友人は、52円切手を貼ったハガキを常に数種類、ペンとともに持ち歩き、ランチの待ち時間などにササッと書いてポストに投函しているそうです。

 

 ハガキは重いものではありませんから、気軽に持ち運べます。折れてしまうのを防ぐために、カバンの内ポケットに入れるか、クリアファイルに挟んで持ち歩きましょう。