幸せをはこぶ手書き術
手書きの手紙というと、どんなことを思い浮かべますか。「若い頃はよく書いていたけれど、最近はめったに書かなくなった」とか、「交際相手と文通していたことを思い出す」など……。手紙を通して青春時代の甘く切ない思い出が一瞬にしてよみがえるという人もいるかもしれません。
携帯メールやSNSがコミュニケーションツールの中心になった今、手書きの価値が見直されています。滅多に目にしなくなったからこそ「わざわざ手間をかけて自分のために手書きしてくれた」という喜びが、好意や信頼となって返ってくるのです。
長文を書く必要はありません。便箋いっぱいにつづられた長文の手紙は、ときに重く感じられることもあります。短い文章でさわやかに文字をつづれば、相手に「返事を書かなければ」というプレッシャーを与えません。
たったひと言「いつもありがとう」と書くだけで、いいのです。お互いの心の距離がぎゅっと縮まるのを感じるでしょう。
短いメッセージでかまいません。気軽に書きましょう!