お悔みはすぐに伝えましょう
11月になると、喪中はがき(喪中のため、年賀欠礼を詫びる挨拶状)」が届き始めます。この喪中はがきが届いたら、年賀状を送るのは控え、1月半ばに「寒中見舞い」として新年のご挨拶状を送るのが、本来のならわしとされていました。
しかし、実際のところは日々の慌ただしさに紛れて、そのまま忘れ去られてしまうことが多いようです。
喪中はがきが届いたら、喪中見舞い状(シンパシーカード)を送りましょう。喪中見舞い状とは、故人の死を悼み、大切な家族を亡くした友人や知人を励ます手紙のことをいいます。アメリカではごく一般的で、亡くなった人との関係によって様々な種類のカードが発売されています。日本では大型文具店で専用のものが手に入ります。
喪中の知らせを受けたまま何もしないでいると、なんとなく心にわだかまりが残ります。喪中見舞い状を送れば、相手の気持ちに寄り添え、自分自身もホッとして、「よいことをした」と心が軽くなるでしょう。
長文を書く必要はありません。相手の笑顔を願って送りましょう。