手書き文字で幸せを呼び込む
11月も下旬になると、そろそろ年賀状のことが気になりはじめます。年賀状は日本人が世界に誇れる素晴らしい風習の1つです。メールで「あけましておめでとう」と届くのもうれしいものですが、なつかしい人から届く1枚は、長く記憶に残ります。
LINEやSNSによるコミュニケーションが中心の今、手書き文字ならではの温かみが、再び注目を集めています。
年賀状に限ったことではありません。めったに目にしなくなったからこそ、短くても胸に響きます。「わざわざ手間をかけて、自分のために手書きしてくれた」という喜びが、うれしさとともに、あなたに対する好意や信頼となって返ってくるのです。
気軽に使える一筆箋やミニカードの種類も増えています。ぜひふとした折に手書きでメッセージをしたためてみてください。この連載を読んでくださったあなたが、その効果を実感してくれるとしたら、心からうれしく思います。
年賀状や季節の便りを送ると、相手との心の距離がぎゅっと縮まります